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アクセシビリティとは[東京2020オリンピック]のガイドラインにその心構えのヒントを見つけた

2019年12月6日

Webアクセシビリティとは、を調べていて見つけた[東京2020オリンピック]アクセシビリティ・ガイドライン、その心構えに感動!! 是非多くの人に知って欲しくて記事にしました。「アクセシビリティ」って?と知らない方もこの機会に一読ください。明日から世の中の見え方が変わるかもしれません、オリンピックを待つ心も一段とウキウキするかもしれません。
そしてWeb関係(ブログを書いている)の方のアクセシビリティに対する関心が高まり、質のいいアクセシブルなサイト(ブログ)が増えることを期待します(^^)(2019.12.6

 

2021.9追記:この記事は2019年12月に作成しました。その当時は東京オリンピックは希望であり夢でした。まさかこんな(コロナ禍)状況での無観客開催になるなんて想像だにしませんでした。これからご紹介する取り組みの大部分はその力を発揮することなく静かにオリンピック(パラリンピック)を見守ることになりました。でも、そこ(底)に秘められた願いや心意気はオリンピック(パラリンピック)後いろいろなメディアで紹介されてきています。この取り組みと共存共栄の社会へ、そもそもそんなことをあえて考えなくてもよい世界の実現を信じてできるところから頑張りたいと思います。

 

また、以下の記事ではWebアクセシビリティとはをわかりやすく解説しました。「何をすればいいのか?」「コストはかかるのか?」、「そもそも自分のサイトにとって有益なのか(必要なのか)?」そんな疑問にお答えします。一読頂いて、是非できることからすぐ始めてみませんか!!
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Webアクセシビリティとは?みんなのための「情報バリアフリー化」を具体例でわかりやすく解説!

お手伝いできれば幸せです。(^^)

アクセシビリティとは

そもそも「アクセシビリティ」とは、一般的に障害者向けの技術だったり、設備としてイメージされることが多いようです、最近では高齢者に対する対策も含まれます。

アクセシビリティ:accessibility
=アクセス:Accss(近づく)+ビリティ:bility(可能性)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

アクセシビリティaccessibility)とは、近づきやすさやアクセスのしやすさのことであり、利用しやすさ、交通の便などの意味を含む。国立国語研究所外来語」委員会は日本語への言い換えとして「利用しやすさ」を提案している。現代では、広い種類の利用者が製品や建物、サービスなどを支障なく利用できる度合いを指していることが多い。日本でのバリアフリーがこれにあたる。

IT分野では、使いやすさや利用しやすさを意味するユーザビリティに近い意味として使われることが多い。この場合、技術に依存せずさまざまな情報端末やソフトウェアから利用できることを目指している。

障害のある人の権利条約ができ、以来しばしば、車椅子の人が利用しやすい建物であるかとか、コンピュータの画面を読み上げるスクリーンリーダーなどの技術を利用している人が利用しやすいウェブのサービスであるかといった、議論がなされる。そのため身体機能が低下しがちな高齢者もその対象とされることが多い。

日本では、「アクセシビリティに配慮する」とか「アクセシビリティを高める」といった表現で用いられる。

 

東京オリンピックのアクセシビリティ取り組み

この記事でご紹介したいのは、「2020東京オリンピック」の組織委員会が掲げる「アクセシビリティ」に対する取り組みです。「おもてなし」をキーワードに始まった日本でのオリンピック開催ですが、その精神にはみんながおなじように「おもてなし」されることを約束した開催国の心構えが感じられます。

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、東京2020大会が、障がいの有無に関わらず、すべての人々にとってアクセシブルでインクルーシブな大会となるよう様々な取組みを推進しています。(東京2020 アクセシビリティより)

取り組みの心構えは以下に詳しく記載されています、是非読んで欲しいです!

◾︎Tokyo2020 アクセシビリティ・ガイドラインについて

障がいの有無に関わらず、すべての人々にとってアクセシブルインクルーシブな東京オリンピック・パラリンピック競技大会を実現するため、組織委員会では、国の関係行政機関、東京都、関係地方公共団体、障がい者団体等の参画を得て、「Tokyo2020 アクセシビリティ・ガイドライン」を策定し、国際パラリンピック委員会(IPC)の承認を得ました。

ガイドラインは、東京2020大会の各会場のアクセシビリティに配慮が必要なエリアと、そこへの動線となるアクセシブルルート、輸送手段、組織委員会による情報発信・表示サイン等のバリアフリー基準、ならびに関係者の接遇トレーニング等に活用する指針となるものです。

組織委員会は、このガイドラインに基づき、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けたアクセスの機会を確保すべく環境整備を図ることで、障がいの有無に関わらず、すべての人々が相互に人格と個性を尊重し合う共生社会の実現に貢献することを目指します。

 

ここにかかげられてる、「インクルーシブ」という言葉について、調べてみました。
インクルーシブ」とは、日本語で表現にすると「包み込む/包摂的な」となります、ちょっとわかりにくいので「インクルーシブ」の反対の意味の言葉をみてみると「エクスクルーシブ」これは「排除的、排他的」という意味になります、つまり「一部の人を外へ追い出す」「排除する」「のけものにする」(ちょっと極端な表現かもしれませんが)というイメージです。
ということでインクルーシブとは「排除(エクスクルージョン)されないこと」という意味です。

もう少し具体的に、たとへば車椅子の人がスタジアムで競技観戦する際、みんなと同じように観戦できる機会を与えられ、同じサービスを受けるために取られる手段として、特別(専用)の通路が用意されることや特別(専用)の部屋が用意され、車椅子の人は皆と違う空間で観戦するという方法もありますが、これではせっかく一緒に来た友達や仲間と同じ空気を味わうことはできません。ガラス張りでスタジアムを遠く見下ろす部屋から付き添者とのみ寂しく観戦することになる様子が想像されます。
設備やサービスのことを考えると難しいこともあるかもしれません、理想通りにならないことも多いかと想像されます、でもみなが同じ空間で同じように楽しめるための工夫や努力がされる、これが本当の意味での「インクルーシブ(排除されない)」な「おもてなし」なのではと思います、東京2020に期待しています(^^)。

Tokyo 2020 アクセシビリティ・ガイドライン(概要版):会場施設や車椅子区画の図があります
例)■大会会場施設のアクセシブルな座席の比率・区画の大きさ
キャプチャー、東京オリンピックの座席図

 

共同で利用する通路が階段だけでなくスロープを設けていること、通路は十分に広く車椅子でも行き来できること、通路脇に手すりがありお年寄りや足の悪い人の助けになること、などなど、これらは障害のある方のみならず一般の人にとっても優しく思いやりのある設備(空間)になるはずです。

併せて記載すると、Webアクセシビリティにおいても同様です、「インクルーシブ」は基本です。特別なページや手段を別途用意するのではなく、みんなが見るサイトがわかりやすく使いやすいものにすることは、障害のある人や高齢な人にとってもそうでない人にとっても「優しい(易しい)」サイトになるはずです。

 1.3ガイドラインの背景にある3つの基本原則
このガイドラインの背景にある基本原則は、IPCガイドが基本原則として掲げる「公平」、「尊厳」、「機能性」の3つである。

公平
すべての人々が、個人の身体的・機能的な状態に関係なく、同じ水準のサービスを受けられることを保障する。適切な会場等の設計・改修、大会運営に関わる諸計画の整備、トレーニングを受けたスタッフ・ボランティア等により、大会参加者はすべて同じ水準の体験を共有し、同等のレベルでプライバシーが守られ、安全が確保される。

尊厳
大会時の施設やサービスを利用するすべての人々を尊重し、その個人の尊厳を損なわない方法で、大会を運営する。会場等の設計と大会運営に関わる諸計画においては、大会参加者が自分のペースと自分に合った多様な方法を選択できるように準備する。

機能性
大会時の会場内の施設やサービスは、障がいのある人を含めたすべてのステークホルダーのニーズを満たすことを保障する。

<略>

様々なニーズにより恩恵を受ける人さらに、次のようなニーズを持つ人々にも、アクセシブルでインクルーシブな環境は大いに役に立つ。

・捻挫、骨折など怪我をしている人
・高齢者・妊婦、乳幼児を連れた人
・子供
・日本語以外の言語を話す人
・大きく重い荷物を持っている人
・何らかの理由で同伴者/介助犬等の帯同が必要な人
・救急隊員、緊急通報に対応する人

このため、アクセシブルな環境は、常に相当な割合の人々の役に立つことになる。さらに重要なことは、ほとんどの人が、そのライフステージのどこかで、年齢を重ねていく過程で、感覚や身体機能の衰えに伴い、アクセシブルな環境に助けられるということである。

「Tokyo2020 アクセシビリティ・ガイドライン」より抜粋

 

大会関係者向けのハンドブックには思いやりが満タン

オリンピックで主にボランティアや競技の運営をする人達のために設けられたガイドラインです、誰でも無料で入手できます。その中には、専門知識がなくても誰でもできること満載です。特別なことはなにもありません、ほんの少しの「おもいやり」だけです。読んでいただければ「これでいいんだ!」と思うはずです。


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サポートガイド基礎編イラスト追記版は日常でも役に立つ

日常的に、駅や道、お店やその他の場所でいつでも使える知識です!

ご参考:こちらおすすめです!!
(特にイラスト追記版はとてもわかりやすく、車椅子の介助やその他のサポートにとても役に立ちます)

アクセシビリティ サポートガイド基礎編のイラスト追記版 は一般財団法人国土技術研究センターのウェブサイトでご覧いただけます。

 

 

Webアクセシビリティとは

上記でご紹介した内容は、Webアクセシビリティの記事を書くために調べている中で見つけたものです。中身を読んでとても感動したので、ひとりでも多くの方の目にふれてほしいと一つの記事にしました。

是非、あなたもできるところから日常に取り入れてみてください(なにか違った行動をする必要はありません、見方感じ方をすこし変えるだけで充分です)。Webのみならず日々暮らす世界がもっと素敵に輝きますように(^^)。

 

最後にもう一度、Web(サイト)でのアクセシビリティとはなんなのか?

一般的な認識は「視覚障害者向けの音声読み上げソフトに対応したサイト作成」といったイメージが強いかと思いますが、どちらかと言うとバリアフリーやユニバーサルデザインと同じような考イラスト、車椅子と階段え方で、「年齢や身体的条件を問わず、誰でもウェブで提供されている情報にアクセスして利用できることを指します。

もっと具体的に言うと
・小さい字が見えにくい
・薄い(コントラストの低い)字は見えにくい
・ボタンや、導線のわかりづらいページは操作ができない
・マウスの操作は慣れていない
といったごく普通のシニアの方が感じる不自由があっても、
見てわかりやすい&操作がしやすいページを用意することです。

*このブログではWeb作成上の具体的な内容をひとつづつご紹介しています。この機会に取り組みませんか!

イラスト、車椅子とスロープ

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